上生菓子とは|茶道との関係
上生菓子は、抹茶のお濃茶(こいちゃ)に合わせる「主菓子」として発展してきた、最も格式の高い和菓子です。一般的には、餡を求肥や練り切りで包み、職人が手作業で季節の花、植物、風景を表現します。お茶事のテーマや季節に合わせて、その都度違う意匠が用意されるのが特徴。
季節別の代表的な上生菓子
春(3〜5月)
桜、椿、若楓、菖蒲など、春の花を表現した上生菓子。淡い桃色や緑色が多く、見た目にも華やか。
夏(6〜8月)
朝顔、紫陽花、清流、若鮎など、涼しさを感じさせる表現。寒天を使って透明感を出すことも多い。
秋(9〜11月)
紅葉、菊、栗、月見の風情など、深みのある色合いの上生菓子。栗あんを使う店も。
冬(12〜2月)
梅、椿、雪、福寿草など、寒い季節にぬくもりを感じる表現。お正月用の特別意匠も多い。
